新築体験談

住宅展示場から始めた家づくり、今ならこうしていたかもしれない話

PR

埼玉県で夫と2歳の娘と暮らす山本美咲(32歳)です。今は第二子を妊娠中で、これからの暮らしを考えて「そろそろ家を買おうか」と夫婦で話すことが増えました。

「今のまま賃貸だと、ちょっと狭いよね」 「娘も騒がしくなってきたし、下の階の人に気を使うのも大変だしな」 「もう一人産まれたら、もっと手狭になるよね」

こんな会話を繰り返す日々。

今住んでいるのは、家賃8万円の2LDK。世帯年収は420万円ほど。贅沢はできないけど、なんとかやりくりしている感じ。私も本当はもっと働きたいけれど、妊娠中でフルタイムには戻れず、時短勤務でギリギリ生活を回していました。家計簿を開くたびに、どこを削ろうかとため息をつく毎日。それでも、娘の笑顔とお腹の子を守るために、なんとか前向きに暮らしていました。

そんな中での家づくり検討。正直、不安だらけでしたが、思い切って動き出すことにしました。

なんとなく住宅展示場へ

最初に動いたのは、近所の住宅展示場。週末、娘をベビーカーに乗せて夫と一緒に立ち寄ったのが始まりです。正直、特に下調べもなく、「まぁ見るだけ」という軽い気持ちでした。

展示場に着くと、モデルハウスがキラキラしていて、私も夫もテンションが上がりました。娘は最初こそ楽しそうにしていたものの、だんだん飽きてぐずり出し、私は抱っこしながら必死で営業さんの話を聞いていました。夫はというと、すっかりその気になって「ここ、いいなあ」と小声で私にささやいてきます。

営業の方もすごく丁寧で、「このまま進めていけば、春には入居できますよ」なんて言われて、その気になってしまって……。

気づけば、見積もりを出してもらい、間取りの相談までしていました。

出してもらった見積もりや間取りプランを見たとき、正直「すごい、こんな家に住めるのか!」とワクワクしました。でも同時に、ふと胸に引っかかるものもあって。これって、本当に私たちに無理のないプランなのかな?支払っていけるのかな?そんなモヤモヤが膨らみました。

比較しないまま進んでいた私たち

「どうせどこも大差ないでしょ」…そんな気持ちもあり、他の会社に見積もりを取ることもせずに進めていました。展示場のモデルハウスがあまりに素敵で、「ここにお願いしちゃおうか」と、なんとなく決めかけていたんです。

でも、娘を寝かしつけて、ようやく落ち着いた夜のリビングでお茶を飲みながら話し始めたとき、不安がふっとこぼれました。

  • 予算は本当に無理のない範囲なのか?
  • 間取りは今後子どもが増えても対応できるのか?
  • 立地や周辺環境は将来的に安心できるのか?
  • デザインに目を奪われすぎていないか?

「俺たち、ちょっと舞い上がってたかもな」 夫がぽつりと漏らして、私も静かにうなずきました。

比較して他のハウスメーカーも探してみようか?──そう思ったものの、夫の仕事は忙しいし、私は妊娠中な上に育児もあってなかなか時間が取れない。住宅展示場へ行くとなると、せっかくの貴重な休日に娘をどこかに連れて行ってあげる時間もなくなってしまうし、一社の話を聞くのがやっと。そんな状態で、次の一歩をなかなか踏み出せませんでした。

そんなとき、偶然、同じ保育園のママ友が注文住宅を建てたという話を聞きました。

ママ友の家を見せてもらって衝撃を受けた

ママ友に「今度遊びにおいでよ」と誘われ、お祝いのケーキを持って家族3人でお邪魔しました。

彼女は私と同い年で、同じく子育て中。ご主人はうちの夫よりも少し若くて、勤務先も聞く限りでは年収が劇的に高いわけではなさそうでした。彼女自身も私と同じように、今は時短勤務中だそうです。

そんな生活背景が似ている彼女の家は、想像以上に素敵で驚きました。リビングも広々、動線も無理がなく、収納もたっぷり。子どもたちも自由に走り回っていて、うちの娘もすっかり楽しそうにはしゃいでいました。

「なんでこんなに理想的な家が建てられたの?」

思わずそう聞くと、彼女は少し照れながら、「えー、うちも全然余裕ないよ。でもね…」と、とても嬉しそうに話してくれました。

ママ友は、すごくしっかりしたタイプというより、どちらかといえば感覚派で、「ピンときた」ら行動するタイプ。でも今回は、ご主人が堅実な性格で、色々比較して資料を取り寄せてくれたらしく、その中に理想に近い提案があったんだとか。

賢い家づくりの第一歩

そんな話を聞いて、最初は「便利そうだけど、うちにはどうなんだろう?」と半信半疑。でも、夫も「やるだけタダなんだし、やってみようか」と背中を押してくれて、私たちも試しに申し込んでみることにしました。

届いた資料を見てまたびっくり。

  • 動線がしっかり考えられていて、暮らしやすそうな間取り
  • 総費用の内訳が丁寧に書かれていて、安心感がある
  • 住宅ローンの組み方や、将来のライフプランまで提案に含まれていた

それまで知らなかった、地域密着型でコスパのいい工務店や、ローコストでも品質重視の住宅会社など、「こんな選択肢もあったんだ!」という驚きの連続でした。

もちろん、展示場で相談した会社が悪かったわけじゃありません。でも、「比較する視点を持っていなかった私たち」に、問題があったんだと痛感しました。

今からでも遅くない、と思えた日

その後、わが家は展示場の会社との契約を一度保留にし、届いた資料を元にじっくり再検討を始めました。

結果、より希望に近いプランを出してくれた会社にお願いすることになりました。しかも、総額も当初より少し抑えられて、家計に優しい選択ができました。

それから約半年後、私たちはついに新しい家に引っ越しました。
コンパクトだけど、開放感のある間取り。キッチンからリビング全体が見渡せるから、子どもたちがどこにいても安心できる。収納は「これでもか」と詰め込んでもまだ余裕があるくらい。

娘は、新しいおうちが嬉しいらしく、毎日あちこちを探検しています。
特にお気に入りは、階段横のちょっとしたスペースで、お気に入りのぬいぐるみを並べて「ここがわたしの秘密基地!」なんて言ったりして。

夫は、「やっぱり庭があるといいなぁ」と、週末になると小さな花壇の手入れをするのが日課になりました。

私はというと…お腹の子も無事に生まれ、今は4人家族での暮らしが始まったばかり。家計に余裕があるわけではないけれど、この家に引っ越してから、気持ちにちょっとだけゆとりが持てるようになりました。

「もっと早くやっていれば…」と正直思わなくもないけれど、それでも気づけたこと自体がラッキーだったと思っています。

これから家づくりを始める人には、まず「比較すること」をおすすめしたいです。住宅展示場は参考になります。でも、“見るだけ”で判断しないこと。情報を集めて、比較して、納得した上で進めてほしいなと、心から思います。


私が使ったのは、無料で複数の住宅会社から間取り・資金計画・土地提案までもらえる【タウンライフ家づくり】というサービスです。

家づくりって、すごく大きな決断だけど、ちゃんと比べて、自分たちの納得できる選択ができれば、後悔しない家になると思います。

あの時の私みたいに、何となく動き出してしまう前に、ぜひ一度チェックしてみてください。

👉 タウンライフ家づくりで提案を取り寄せる

※本記事は、年収400万円台で家づくりを検討するご家庭を想定し、実際の体験談や事例をもとに再構成したフィクションです。実在の人物・企業とは関係ありませんが、できるだけ現実に即した内容で編集しています。

-新築体験談