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年収400万円台で家を建てたあと|住宅の維持費と生活コストのリアル

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住宅ローンを通してマイホームを手に入れたあと、多くの人が気づき始めるのが「建ててからのお金が意外と大きい」という現実です。

住宅購入は“ゴール”ではなく、“スタート地点”。年収400万円台の世帯にとっては、毎月のローン返済に加えて、 固定資産税や光熱費、保険料、修繕費といった「維持費」がボディブローのように効いてきます。

特に注文住宅の場合は、仕様や広さによって維持費も千差万別。 事前に「住んだ後のお金」を想定しておかないと、後から家計を圧迫する原因になります。

この記事では、家を建てた後にかかる代表的な維持コストを、実際の金額目安や注意点を交えながら詳しく解説していきます。

「建てられるか」だけでなく、「住み続けられるか」という視点を持つために、ぜひ最後までご覧ください。

「家を建てるまで」はもちろん大事。でも、建てたあとの“暮らしの維持費”も見落とせません。

年収400万円台で無理なく住宅ローンを組んだあと、家計にじわじわ響いてくるのが「固定資産税」や「光熱費」「保険料」などのランニングコストです。

この記事では、年収400万円台の家庭が注文住宅を持ったあとにかかる維持費のリアルを、具体的な数値とともに解説します。


1. 固定資産税|毎年かかる「住んでいるだけの税金」

家を所有すると、毎年必ずかかってくるのが「固定資産税」。住んでいるだけでかかるこの税金は、地域によって評価基準が異なるうえに、建物の構造や床面積によっても変わるため、思った以上に高く感じることもあります。

新築時には軽減措置があるものの、6年目以降は本来の金額で毎年請求が来るようになります。計画時には“初年度だけの安さ”に惑わされず、将来の標準的な額でシミュレーションすることが重要です。

【目安:10万〜15万円/年】

  • 建物や土地の評価額によって決定され、毎年納付
  • 新築住宅には最長5年間の軽減措置あり(床面積や構造によって異なる)
  • 地域によって評価の基準や都市計画税の有無も異なる

▶ 例:建物評価額1,200万円 × 1.4% → 年16.8万円(軽減措置ありで半額)

📌 ポイント:建築時の仕様(耐火構造・延床面積)や土地の広さで大きく変動します。


2. 火災保険・地震保険|意外に見落としがちな固定費

家を買うときに契約を迫られるものの、「その後」を意識していない人が多いのが保険関係です。

火災保険は住宅ローンの必須条件であり、補償内容によって保険料も大きく変動します。加えて地震保険を付けるかどうかは地域性も影響しますが、南海トラフ地震などが予測されるエリアでは加入を検討すべきでしょう。

10年契約であれば一括払いも多く、その分家計に一時的な負担が発生します。初期費用に含めるか、積立するか、事前に計画しておくことが大切です。

【目安:年間3〜5万円(10年一括払いなら30〜50万円)】

  • 火災保険は住宅ローンを組む際にほぼ必須
  • 地震保険は任意だが、地域によっては重要(南海トラフ地震など)
  • 保険会社やプランで大きく異なる

▶ 火災+地震保険で10年間トータル40万円前後を見ておくと安心。


3. 光熱費|家の仕様・設備で大きく変わる

毎月の支払いの中でも、じわじわと家計に効いてくるのが光熱費です。

「オール電化か?」「都市ガスか?」「断熱性能は高いか?」といった住宅の構造や仕様が、光熱費に大きな影響を与えます。とくに真冬・真夏の電気代やガス代は、設計の違いによって1万円以上差がつくことも珍しくありません。

光熱費を抑えたいなら、断熱性能・設備選びの段階から意識することが必要です。

【目安:月1.5万〜2.5万円(年間18〜30万円)】

  • オール電化か都市ガスかでコストに差
  • 高断熱住宅・太陽光設備の有無が影響大
  • 床暖房・浴室乾燥など快適性を上げるとコストも上がる

📌 ポイント:月2万円で見積もっても年間24万円。ローンと合わせた総合的な家計設計が必要です。


4. 修繕費・メンテナンス費用|築10年後から本格的に発生

“新築だからメンテナンス不要”と思われがちですが、それは大きな誤解です。

家は必ず劣化していきます。10年、15年と住み続ける中で、外壁塗装・屋根補修・給湯器交換・シロアリ対策といった出費が必ず発生します。

これらは「いつか来る高額出費」として備えるべきで、毎月少額ずつでも積み立てておくのが理想です。

【目安:月5,000円〜1万円の積立が理想】

  • 外壁塗装:10〜15年ごとに100万〜150万円
  • 給湯器や設備機器の交換も10〜20年スパンで発生
  • 木造住宅の場合はシロアリ対策や防蟻処理も必要

▶ 「10年目以降に備える」視点で、月5,000円でも積み立てておくと安心。


5. トータルでいくらかかる?維持費の年間目安まとめ

ここまで紹介したように、注文住宅には住宅ローンとは別に、さまざまな維持費がかかってきます。

1つひとつは大きくなくても、積み重なると年間で50万円前後にのぼることも。

**「月々の返済額+維持費」で家計が回るか?」を、建築前に想定しておくことが安心のカギです。

項目 年間目安
固定資産税 10〜15万円
火災・地震保険 4万円前後
光熱費 24万円前後
修繕費積立 6〜12万円
合計 44〜55万円

▶ 月換算すると、約4〜4.5万円の維持費がローンとは別にかかってくるイメージです。


まとめ|「家を買って終わり」ではなく、「住み続けるコスト設計」が重要

年収400万円台で注文住宅を持つことは可能ですが、それはあくまで“スタート地点”。

維持費のリアルを把握し、ローンと合わせて「月いくらなら回るか」を逆算しておくことで、安心して暮らし続けることができます。

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※本記事は、年収400万円台で家づくりを検討するご家庭を想定し、実際の体験談や事例をもとに再構成したフィクションです。実在の人物・企業とは関係ありませんが、できるだけ現実に即した内容で編集しています。

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